奇跡の生還
まいこのお魚事件簿
 

 
 
すぐ近くの、スーパーの上にあるホームセンターが営業していて、買い物ついでにカルトナージュに必要な材料を買ったり出来るので
 
今はそれが、2~3日に1度の密かな楽しみだったりします。
 
 
昨日、息子を連れてそのホームセンターへ。
 
レジ横に水槽があって「ミッキーマウスプラティ」という
尾にミッキーマウスに見える3つの黒い丸が並んだ模様のある魚がいまして
 
この自粛でペットショップも軒並みやっていない中、”楽しみを見つけた!”とばかりに
「ママ!これ飼おうよ!!ミッキーなんだよ♥」と、言うではありませんか。
 
小3の息子は、動物も昆虫も魚も大好きなのです。
 
 
すでに水槽に何匹も飼っているし、そもそも私が昆虫とか魚とかが少々苦手なんですが
 
母は彼の生き物にとても優しいところが好きであり
水槽をきれいにしたり餌をあげたり、観察する時間もこんな時だからなおさらいいよなぁと
つい・・・ 買ってしまったわけです。
 
ブルー系を2匹、オレンジ系を2匹。
 
息子は抱えるように大事に持ち帰り、水槽の中に魚を入れるために水合わせをはじめました。
 
水槽の前(カウンター上)に小さなバケツを用意し、そこで4匹を泳がせるところまで終わったので
「ママ、少しだけランニングに行ってくる!
帰ってきたら、ほかの子(魚たち)と合流させるからぁ~♥」といって、いそいそ出掛けていきました。
 
 
 
 
ここまではよかったのです。
 
 
その数分後。
水槽を背にしてPCに向かっていた私の足に、ピチャっとなにか冷たい感触が。
 
おもむろに足元を見ると
 
ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああ
 
魚が!!
ミッキーマウスが!!!
私の足(しかも素足)に乗っている!!!
 
今まで
我が家の前で妊婦さんが破水してしまって、陣痛が止まらず赤ちゃんを取り上げたことや
前を歩いていた子どもが突然転んで、起き上がったら前歯4本が折れていたこと
通りがかりのおじさんが痙攣して倒れて、救急車を呼んだこと
 
突然のアクシデントにも冷静に対応してきたような気がするのですが
 
小さな魚が足に乗っていたくらいで
もう事件としか思えない、通報されてもおかしくないレベルの音量で絶叫する私。
 
そのあとどんな動きをしたかわからないけど ←完全にパニック
魚を振り落として、部屋の1番高いところに避難。
 
床に魚が見える。
 
あれをどうにかしないと、死んでしまうよね?
 
 
でも
箸でつまむとか不可能だし
ヘラで拾うとか不可能だし
手で触るとか泡吹きそうだし
 
そうこう言っている間に、お魚ミッキーの動きが止まる。
 
 
見殺しに・・・ しちゃったのかな・・・
 
 
息子の顔が浮かんで、すごく申し訳ない気持ちに。
でも、母さんにはどうすることも出来ないのよ ←おいおい
 
とりあえず、帰ってきていきなり魚が死んでいたらすごく悲しむと思ったので
息子に電話をかけて事情を説明。
 
「え!!!お魚、死んじゃったの?!」
「うん・・・ そうみたい」
「飛び出したなんて、バケツに水入れすぎちゃったかな・・・」
 
水槽の前に置かれた小さなバケツを見て納得。
 
こんなに水が入っていたら、魚も飛び出るわ!!!
 
と、突っ込みたくなるほどバケツは満水状態。
 
 
魚が飛び出て20分が経過したところで、息子が帰宅。
 
「ママ、魚どこ?」と聞かれ、すぐさま息子が拾うと
 
 
「ママ!!まだ生きてる!!」
 
 
ええええええええええええええ!?
 
床から水槽の中に突如入れられるも、スイスイ泳ぎ始める魚。
 
良かったね~
良かったね~
 
と、嬉しそうな息子。
 
本当に生きてたの?と、信じられない気持ちの私。
だって、床の上に20分よ?
だいぶ放置されてたよ??
 
水槽を覗き込む私。
魚が冷たい目でこっちを見ている気がする。
 
ザリガニを飼っていた時もエビが食べられなくなっちゃったんだけど
(むきエビは大丈夫)
しばらく魚は切り身でしか買えないかもしれない。←おいおい
 
いやー
疲れたー。
 
 
 

 
昨日14時過ぎに電話をかけて購入した生地が、今日の9時に届きました。
は、はやい・・・
 
写真は一部ですが、今夜は制作楽しむぞー♥
 
 
 
 
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