おうちキーム
clear fan
みなさん、お変わりないですか?
いっきに夏の気配がしてきましたね。
梅雨はどこへいってしまったのでしょうか?笑
さて、大変お待たせしている『clear fan』
これはSNSに載せた瞬間から、すごく反響がありました。
透明で涼しげですよねー!
みなさんに楽しんで頂きたくて作ったrecipe。
喜んでいただけたら嬉しいです。
まずは、作品作りに必要な材料や道具を準備してみましょう。
・うちわ
写真はダイソー購入品です。
(ベージュ 商品バーコード:4997642146066)
最近布うちわが出ましたよね!
これは持ち手の色味が可愛いのと、本体から布部分をはがすのがとても簡単だったのでおススメです。
このうちわではなくても、どのうちわでも同じように制作いただけます。
ただ、軽さや仰ぎやすさを考えると少し小さめのうちわが良いです◎
・生地
うちわの大きさに対して、のりしろ1.3㎝
骨の両サイドは2.5㎝、下は7㎜ほど必要です。
ほかのうちわで作る場合、うちわの骨の厚みによっては多少前後するかもしれません。
作り方を最後まで読み、必要なのりしろについては現物と合わせて確認してみてくださいね。
・ケント紙
ピーチケント200kg
うちわの大きさがカバーできる大きさ 1枚
ケント紙がない場合は、少ししっかりした紙で代用してみてください。
・筆
・木工用ボンド
水で薄めずに使用します。
・ハサミ
うちわのプラスチック部分が切れるようなもの。
ワイヤーなどが切れるハサミが向いているかもしれません。
ケント紙は通常のハサミを使って切ります。
・しるしのつけられるもの
プラ板にしるしをつける時には油性ペンにしました。
・定規
・厚みのないヘラや楊枝など
・両面テープまたは多用途ボンド
必須ではありませんが、ポイントで両面テープや多用途ボンドを使うと制作しやすいです。
・プラバン
うちわの入る大きさ 1枚
(商品バーコード:4984343634367)
ではさっそく作っていきましょう!
(1)うちわのプラスチック部分をカットします。
うちわの布をはがします。
きれいにはがれます。
ワイヤーがカットできるようなハサミで、細かい骨の部分をカットしていきます。
怪我には注意してくださいね!
できるだけ周りの骨をきれいに残すようにカットします。
中央部分をくり抜くことが出来ました。
ここからがさらに大変です!
内側の点線部分もカットしていきます。
(右が切る前、左が切った後です)
力任せにハサミを入れると、プラスチックが折れてしまいます。
ゆっくりと、丁寧に。
きれいにくり抜くことが出来ました◎
(2)ケント紙で型を取りましょう。
うちわが入るサイズのケント紙(少し厚手の紙)を用意し、うちわの骨の形を写します。
写し終わったら、うちわのデザインを考えましょう。
私はスカラップの高さは2㎝にしました!
デザインには少し高さがあった方が、安定感があってよいです◎
スカラップ部分の型を別に作って、★のようにケント紙に写します。
ハサミで線の上を切っていきます。
【重要】
外側はうちわの骨に沿ってピッタリに。
内側は骨よりもケント紙を1㎜くらい大きく切ると良いです。
うちわの骨を乗せてみます。
ここの調整がきれいに出来ているかがとても大切です◎
(3)プラ板を貼っていきます。
うちわの透明部分の正体は”プラ板”です。
プラ板は軽くて透明度が高く、ボンドがついてもきれいに拭けるので採用しました。
うちわの外側の骨に沿ってしるしをつけていきます。
【ポイント】
プラ板に線を描くときに油性ペンが一番見やすくて良いですが、うちわの骨が黒く汚れてしまわないよう気をつけましょう。
線が書けたら、その上をハサミで切っていきます。
切り終わったらプラ板がうちわの周りの骨からはみ出していないか、大きさを確認しましょう。
点線部分に両面テープを貼る、または多用途ボンドを薄く塗ります。
プラ板を乗せて貼ります。
(木工用ボンドでも大丈夫ですが、固定されにくいのでしばらく置いておきましょう。)
(4)ケント紙に布を貼ります。
ケント紙にボンドを塗り、布に貼ります。
うちわの内側はのりしろ5㎜でカットします。
生地に切込みを細かく入れて、ケント紙に貼ります。
うちわの7㎜ののりしろ部分も同様にケント紙に貼ります。
(5)うちわ本体と貼り合わせます。
黒い点線や斜線部分にボンドを塗ります。
この時も多用途ボンドなどを使用してもOKですが、プラ板を汚さないように気を付けます。
赤い線同士は接着面になりますが、ボンドではうまくつきません。
多用途ボンドなどを使用すれば貼れますが、少しでもずれると骨が汚れてしまい仕上がりが美しくありませんでした。
私はこの赤い線の部分にはあえてボンド類は塗らずに制作しましたが、そうすると仕上がった際には隙間が出来ます。
使用上特に問題はありませんでした。
お好みで試してみてくださいね!
プラ板を貼り付けた面を下にしてケント紙と貼り合わせます。
貼り合わせたら側面を立ち上げてうちわの骨に生地を貼り付けます。
【ポイント】
ここからは木工用ボンドを使うと良いです。
生地にボンドを塗り、骨をぐるりと包み込むように貼っていきます。
スカラップの一番低いところに合わせて、両サイドの生地はそのままにしておきます。
包み込んで余った生地は骨の下へ入れ込みます。
【ポイント】
生地ののりしろが多くても少なくてもうまく入れ込めません。
2㎜程、骨の下に入るような形で貼ります。
その時に定規の先や薄いヘラのようなもの、楊枝などで優しく押し込むとスムーズです。
プラ板についたボンドは拭くときれいに取れますので安心してくださいね。
1/3ほど貼れたら反対側へ。
【ポイント】
丸いものは一定方向で貼っていくより、向かい合わせなどで分けて貼ったほうが傾きなどもなくバランスよく仕上がります。
また、包んで骨に貼り付ける際、どうしても生地にシワが入ります。
できるだけ生地を伸ばさないよう、丁寧にボンドをつけて貼りましょう。
残しておいた生地も同じように貼っていきます。
少し長めに残っている生地が、うちわの両側を支えてくれます。
表から見た時に、スカラップの裏に収まるように貼り付けます。
(6)うちわの裏側にケント紙を貼ります。
さぁ、いよいよ最後の工程です。
残っているスカラップのケント紙をうちわの裏側にはめてみます。
生地で包むことも考えて、少し小さめに調整しましょう。
生地はのりしろ5㎜あれば大丈夫です。
細かく切込みを入れて包んで貼ります。
スカラップ部分に貼り付けて完成!
(多用途ボンドの方がしっかりつきますが、周りが汚れないよう注意)
(6)完成です。
お疲れ様でした。
ステキに仕上がりましたか?
裏にもう1枚ケント紙を貼るなど、いろいろな方法で試作しましたが
材料と工程が少なく、軽いうちわになるように考えたのがこの制作手順です。
プラ板部分に私はビニールステッカーを貼ってみましたが
いろいろなアレンジが出来そうですね!
あなたのおうち時間が、ますます楽しいものになりますように。
free recipeの取扱いについて
アトリエキームのfree recipeはみなさんのおうち時間がより楽しいものになったらとはじめました。
たくさんの方に
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『カルトナージュ』を知って頂きたい
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これからも可愛くて楽しい作品を生み出していけるよう頑張ります。
よろしくお願いします!